カーフ沼のはじまりか!?
Dもん「そういえば、カーフって何でござろう?」
ハイン爺「な、何と申した!カーフって何?じゃと!」
(怒りの形相で)「こ、この、た、たわけ者めがぁーーー。」
Dもん「そこまで怒らぬでも良いではないか。」
ハイン爺「カーフを知らずしてコードバンにうつつを抜かしておったかぁー。」
Dもん「すまぬ爺、つ、つい「革のダイヤモンド」とか「極上のギラリと光る輝き」とか「もっちり」とかを聞いて心を奪われていたのでござる。」
ハイン爺「はあはあ、まあ無理もない。おぬし未だ革靴初心者であった。しかしいつまで初心者でおるつもりじゃ。そろそろ中級者になってもらわねば困るぞよ!」
Dもん「わかったでござる。一気に上級者にいくでござるよ。」
ハイン爺「たっ、たわけ者!一歩ずつじゃ。近道などないわ。特訓じゃ!」
ハイン爺「特訓開始!ネットでカーフを調べるのじゃ」
Dもん「なにない、生後3から6ヶ月の仔牛で・・・薄くて・・・キメ細い・・・クロム鞣・・・ボックスの語源は諸説あり・・・ふんふん・・・おおっ・・大分わかってきたでござる。」
Dもん「持ってるカーフが二つあるので比べてみるでござる。」
ハイン爺「おお!良い考えじゃ。」
Dもん「準備万端!クレンジングオイルでスッピンにしたでござる。」
まずJ.M.ウエストン180ボックスカーフ。↓

もっと拡大するでござる。↓

キメの細かさとはこのことか!
次にハインリッヒディンケラッカーのアニリンカーフ↓

拡大でござる↓

キメ細かいが古いこともあり、少し凹凸が(毛穴?)があるのが分かる。
触った感触は
J.M.ウエストン180のボックスカーフは硬い。
ディンケのアニリンカーフは明かに柔らかい。
シワは判定不能
180は新品で購入し、しかも修行中。(もちろん浅いシワ)
ディンケはけっこう履かれたものを中古で購入している。(深いシワ)
厚さ
同じくらい。
ハイン爺「やればできるではないか!しかし、まだまだ初心者の域じゃ。精進せい!」
ハイン爺「ところで中古ディンケはいつ買っておったのじゃ!」
Dもん「ユニークの前につい、ポチッとでござる。」
カーフへの探究心は強まるばかり!
品質の違いをもっと知りたいなら高級だけでなくリーズナブルなジャランスリワヤも試さざるをえないか?
んっ?ロシアンカーフって何でしょう?
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