昨日は、ハインリッヒディンケラッカーを購入できるショップなどをリストアップしました。ではどこで購入するのがベストなのでしょうか?
それは実店舗での購入です。
なぜ、実店舗で買うのがベストなのか?
それはネットでしばしば、しくじっているから。
(実店舗でもしくじってますが・・・)
実店舗で購入する基本的なメリット
まずサイズを確認できること。更に靴の状態(縫製や接着状態、色合い、手触り、匂い)がわかること。
デメリット
新品の場合は高い。(ほぼ定価で購入することになる。)
(中古の場合はいろいろありますので見極める経験値が更に必要だと思います。)
私、初ディンケを実店舗で買ったにも関わらずインソールがめくれていることに全く気づかないまま購入してしまいました。
首藤さんのブログでもディンケのインソールはきちんと接着されていないことがあると指摘されております。それにまさか高級靴でインソールのはがれを心配するなんて普通頭にはありませんし、初ディンケですからそこまで観る余裕がなかったのです。
買ってから家で気づくという有様でした。
「あれ?インソールがペロリンパ状態。なぜ気づかなかったんだ。ああ〜。」
更にサイズ間違い?という実店舗で買った意味が全くないという大変な過ちを犯してしまいました。
親指の爪が少しばかし当たる6.5にするか、当たらない7にするかで迷い、7を選んだ結果、数ヶ月してからやはり6.5だったかなー。
あぼーん。
となってしまったのであります。
(店員さんからすれば私ディンケもんのサイズは間違いなく7なのですが・・・。)
そこで買う時に最低限見て欲しいと思うポイントです。

①不完全な接着(写真左上)
ウィング模様中央の先端部分の接着がきちんとされおらずめくれ上がっております。靴磨きの時にひっかかるのでこういう個体はなるべく避けたいものです。
②縫製ミス(写真右上)
パンチ穴の中を見ると下地の革がづれているのがわかります。これはもはや直すことはできないでしょう。中古で買ったものですが正規品の中にも紛れているかもしれませんので、落ち着いてパンチ穴を一つ一つゆっくりと見て、ゆとりをもって買いましょう。
③インソールのめくれ
特に実店舗の場合、試着の段階で店員さんが横に張り付いていて何かソワソワしてしまうのでうっかりスルーしてしまいます。靴の中をのぞいてみましょう。
④ネットで買ったところ革が乾燥してパリパリ状態
購入した靴が届いたので箱を開封して触ったところ、まるでコンビニで買ったおにぎりの海苔かと思うほど触った感触がパリパリでした。
(実際、パリパリッといったような音がしました。)
(ちなみにプレメンテの際、デリケートクリームが足りなかったこともあり細かいシワがたくさん入ってしまいました。)
という訳で実店舗で購入する最大のメリットは
欠陥品を買うリスクを回避できる事
です。
(これからハインリッヒディンケラッカーを買う方には自分と同じ過ちをしてほしくはありませんので少しでもお役に立てればよいと思います。)
「それにしても買ったディンケの半分くらいしくじったんじゃないか?」
「そりゃそうだ。だって革靴歴1年の初心者レベルだもの」
「いや、運がないだけだな」
「 ( ̄▽ ̄;) 」
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