やっと気付きました。あれもこれも140周年の試作品!
ハインリッヒディンケラッカー・ユニークのライニングに書かれた製造年や製造数?を見ていてふと思ったのですが、もしかしてシルバーやエメラルドグリーン、他にも水玉模様のBudaなどは140周年の試作品だったのではないかということです。
たぶんディンケ好きはとっくに気づいていたのでしょうが私は最近気付きました。
そこで今まで登場したモデルを振り返り、あれもこれも140周年の候補だったのではないかという考察をしていきたいと思います。
ではライニングに書かれたサインを見ていきましょう。

Paris Full-Brogue St.Anthony

品番3792
サイズ 7ハーフ
職人の名前 ada
製造年月日 2018年11月6日
製造数 34/40
このシルバーディンケが作られたのは2018年11月で140周年のシルバーエディションを発表する前の時期なので、このシルバーレザーを使って様々なラストを試していたと推測できます。
製造数が34/40とあるのでRioやこのParis意外にも様々なラストで作られたのではないでしょうか。
そしてこちらのエメラルドグリーンのディンケも候補にあがっていたのではないでしょうか。

Buda Full-Brogue Vegas in Smaragd

品番 4397
サイズ 7ハーフ
職人の名前 aon
製造年月日 2018年11月5日
製造数 16/40
ディンケのライニングに書かれた文字で特徴的なのが「1」ですね。スラッシュ「/」と見分けるためか「人」みたいな1が他のライニングでも確認できます。
このエメラルドグリーンのディンケが140周年の候補だったと考えるのは製造年が2018年11月でしかもシルバーエディションっぽい色違いも登場しているからです。↓

参照:ハインリッヒディンケラッカーユニーク
Buda Full-Brogue Vegas(カラーは不明)
140周年のレザーの一部をVegasにするかSt.Anthonyにするか迷った挙句、St.Anthonyが採用されたのでしょう(あくまで私が勝手に思っているだけですが。)
他に140周年の試作品だと思われる靴をあげていきますが次のは販売されたSTAとよく似ています。

Rio St.Anthony
次のは全体を水玉にしてくれてればParisシルバーとどちらを買うか迷ったと思います。

Buda Plain Velours & Roca
次のはParisのブーツバージョンですね。

Paris Plain St.Anthony
と言う訳で試作品がいろいろあったんではないでしょうかという話でした。
ついでに他のユニークのライニングのサインも載せておきます。

Luzern シングルモンク
品番 53X3
サイズ 7ハーフ
職人 abel
製造年月日 2019年4月15日

Firenze
品番 XX87
サイズ 7ハーフ
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